高知県の道路整備を考える県民総決起大会でのライブコンサート。

2008年1月20日。冷たい雨の日曜日。高知県の道路整備を考える県民総決起大会が開催され、その中で「道の駅」ライブコンサート&「道」の県民アピールが中央公園で開催されました。高知県道路課のHPでの報告はこちらです。高知の道路に関する佳さんの思いについては、1/22のつぶやき日記で語られているので、そちらをご覧ください。

昨年10月の高知道開通20周年の記念イベントにも出演した、高知で活躍する3組のアーティスト、豆電球、スーパーバンド、佳さんのライブコンサートが行われた中央公園は、県民文化ホールで開催されていた県民総決起大会の会場からのパレードを迎える到着地となっていました。

まずは豆電球の小松秀吉さんがトップバッターで歌います。
雨が降り続ける会場にも、秀吉さんの土佐弁を織り交ぜた親しみやすい歌に引き寄せられるように、徐々にお客さんが集まってきました。
道路整備(豆電球)

続いては、寒さも吹き飛ばす明るさで盛り上げてくれたスーパーバンドのドラ&ゴッチのお二人。今日は寒いからあったまるような元気な曲でいきます!
「赤い橋」という曲の、♪それゆけ~というフレーズのあとに、お客さんはいつもは右手を振り上げるのですが、雨降りの今日は傘をゆっくりひょいっと上げてリズムを取っていました。
道路整備(スーパーバンド)

そして佳さんのステージです。
まず1曲目は、夏の歌であったまってもらいたいという気持ちと『今よりもっと』という歌詞が出てくるので、今よりもっとみんなの心も、経済的にも元気になって欲しいという気持ちを込めて「自分生活美しい」を歌ってくれました。
まだまだ地方の方の生活道路はとっても不便で、道のことも皆で考えていかなければという思いでこのイベントに参加したと言っていた佳さん。そして、お母様の住む故郷、宿毛市平田の道や風景に想いを馳せて「幸せ色の風景」を歌います。
道路整備(keiさん)

続いて「そのままの君で」、冷たい雨の情景に似合う「手紙」をしっとりと歌った後、道路問題と同じように大切な環境問題にも触れ、高知の川も大切にしようとメッセージを送って、鏡川をテーマに10年ほど前に作った歌「マイリバー」を歌ってくれました。
道路整備(会場全体)

ちょうどその頃、パレードの先頭が到着し、続々と人が集まってきました。
最後に佳さんが選んだのは「さくら」でした。皆さんの子供を心の中でそっと抱きしめながら聴いて下さい。そう語って歌い始めた佳さんの歌声に、じっと一点を見つめて聴き入っている知事の様子や、うんうんとうなづきながら聴いている皆さんの表情が印象的でした。
道路整備(keiさんとパレード隊)

そして再び3組がステージにあがり、「道の歌」を歌ってくれました。
道路整備(三組のステージ)

まずは1番は佳さんの担当。
♪四万十の山を 足摺の海辺を ガタゴトくねくね 走った道よ
葉もれ陽も せせらぎも 潮騒も ガタゴトくねくね 楽しくゆれた
そんな懐かしい思い出を胸に 走る高速 ふるさとに向かって
道は伸びる 高知の夢を遥か未来へと運んでゆくよ
道路整備(keiさん上半身のアップ)

そして2番は秀吉さん。
♪こんなに時代が進んでも 東は農道ばかり目立つ
いっぺん見にきてや どれだけ俺らあが不便に暮らしゆうか
まっこと腹が立つちや 国は分かっちゃあせんやんか
リゾートできても行き帰りに疲れる
道は伸びる 高知の夢を遥か未来へと運んでゆくよ
道路整備(秀吉さん)

3番はスーパーバンド。
♪おめでとう高知道 ありがとう20年
いろんな思い出のせて これからもよろしくね
でもね 西から東の町まで横断するのに6時間かかるのはなぜ?
どんどん道と道をつないでいこうよ
どんどんみんなの夢をつなぐ道路になるはずさ
道は伸びる 高知の夢を遥か未来へと運んでゆくよ
道路整備(スーパーバンドの二人)

最後にパレードを終えて道の歌を聴いていた、高知県知事、県選出国会議員の皆さんがステージに上がり、県民へのアピールを行いました。
道路整備(決起集会の様子)

身体の芯まで冷えるような寒さでしたが、この場に集まった皆さんの思いは熱かった!そして、高知の大切な道に関して無関心にならないように、どうすれば高知に住むみんなの思いや夢をつないでいける道が出来るか、考えていきたいですね。
佳さん。そして豆電球の秀吉さん、スーパーバンドのお二人。そしてスタッフの皆さん・・・寒い中お疲れ様でした!

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