番外編(東京-岩手プロモーション活動の旅)

ブログ管理人のIzumiです。
佳さんがつぶやき日記(2007/12/01)で紹介してくださったので、今回は番外編で、佳さんの歌をたくさんの方に聴いていただきたくて、訪れた場所やお会いしてきた方々のお話を書いてみようと思います。

コンサートの予定が入っていなかった11月30日の日。
各新聞社やテレビ局などには、今回の東京でのコンサートの事をお伝えして資料も送っていたので、次は教育委員会に行ってみることにしました。ちょうど、ホテルの1階にインターネットコーナーがあったので、神奈川県と東京都の教育委員会の場所をネットで探し、地図や連絡先をプリントアウトして出発です。

まずは横浜市の教育委員会に向かいます。関内(かんない)駅から降りると、どこかで見た風景。初日の夜に中華料理を堪能した中華街から歩いていける距離にありました。やはり地元とは規模が違います。横浜市の各部署はいくつものビルに別れて入っていて、なんとか人に聞きながらたどり着けました。まずは学校教育部人権教育担当の方にお会い出来ました。
プロモ(神奈川県庁)
続いて、神奈川県庁に向かいます。趣のある歴史の深い建築物が並んでいます。駅からは「県庁→」と書いて、すぐ近くにあるような標識だけ。歩き出すと駅1つ分くらいの距離があり、ぐったり(>_<)
やっとたどり着いて案内板を見ると教育委員会は別の場所で、なぜか「住宅供給公社」の中にありました。そしてまた歩く、歩く・・・(苦笑)
教育局の総務課、人権・同和教育担当の方にお会い出来ました。

プロモ(銀杏並木)
この辺りは、銀杏並木が続き、色鉛筆でスケッチをしたり、カメラを構える人の姿も見られました。

さて、ここまで来たら都庁に乗り込むぞ!と、新宿駅を目指します。
新宿駅からはバスが出ていました。「都庁第一本庁舎」「都庁第二本庁舎」とバス停が分かれていることからも、建物の規模の大きさが分かります。下から見上げる構図で写真を撮ってみましたが、収まりきらないくらいです。
プロモ(東京都庁)

都庁前の案内板。教育委員会・・・というレベルではなく、目指す場所は「教育庁」にありました。第二本庁舎の27階に生涯学習部社会教育課を訪れると、ここにも言ってみたら?と、29階の指導部、高等学校教育指導課を教えていただき、そこにも行ってきました。
プロモ(都庁内の案内図)

都庁の29階窓から見下ろす景色、都庁前には中央公園があり、紅葉がきれいでした。
プロモ(都庁の29階から見る景色1)

角度を変えると、高層ビルが立ち並ぶ景色。思わず、地震の心配をしてしまいます(^^;
プロモ(都庁の29階から見る景色2)

各所を回った反応はと言えば、突然訪れたにも関わらず、皆さん時間を割いてじっくりと話を聞いてくださり、佳さんのパンフレットや今までの音楽活動について、またなぜたくさんに人や子供たちに聴いて欲しいのかを、しっかりお伝えしてきました。立場上あっせんは出来ないけど、学校での行事やイベントの時に「誰かいない?」と聞かれたら紹介する事は出来ますと言ってくださいました。すぐにはコンサートの機会につながらないかもしれませんが、まずは知ってもらうことから・・・。
小さな一歩でも、次の一歩を踏み出す力で今までとは見えていた景色が変わる。
光が見えてくるかもしれないと・・・いつも佳さんがコンサートで話しているように
その一歩の可能性を信じて(^^)

そして、12月1日に朝、ホテルで朝食をとっている佳さん、お由美さん、テルさんにご挨拶して、私は新幹線で岩手県盛岡市に向かいました。
参加したとある懇親会の場で、なんとザ・グレート・サスケさんにお会いしました。気さくにみんなからの写真撮影のお願いに笑顔で応えていらっしゃいました。私も名刺交換をさせていただくと、経歴の中に「子育て支援・小子化対策特別委員」「岩手県青少年問題協議会委員」の文字を見つけたので、これは佳さんのことを知っていただきたいと思い、おもむろに資料を取り出し(どんな場所でもバッグに入っている・苦笑)サスケさんのもとへ。
「聞いて欲しいお話があるんですけど、いいですか?」
少し驚きながらも「いいですよ。」とにっこり笑って、真剣に話を聞いてくださいました。
keiさんのパンフレットや、コンサートを聴いたあとに掲示板に書き込まれた子供たちからのメッセージを見ていただきながら、今子供たちが抱えている問題について、命の大切さについて、こんな時代だからこそ佳さんの歌をたくさんの人に聴いて欲しいのだということを、一生懸命お伝えしようとする私の言葉に、「うん。うん。」と優しい笑顔で何度もうなづきながら、自分も子供たちの命を救いたいんだと、共感しながら聞いてくださいました。何かの機会には、ぜひ紹介してくださるそうです。感謝です。
熱く語る私の話にうなづいてくださっているサスケさんとのツーショットが目立っていたのか、友人がその様子を撮ってくれていたので、紹介します(^^;
プロモ(岩手でサスケさんにPR)

お話を聴いてくださったサスケさんにお礼に、たたき工房の「かつおのたたきのキーホルダー」をプレゼントすると、「すごくよく出来てるね!嬉しいなぁ!」と喜んで、なんとその場で携帯につけてくださいました。なんて、いい人なんだぁ(^^)記念に撮影しました。
プロモ(たたきのキーホルダーとサスケさん)

そして、さらにお礼に土佐のべく杯を紹介して、お酒をお注ぎしました。
「え?穴があいてるの?」と、不安そうに杯をぎゅっと抑えているサスケさん。飲みっぷりも豪快でした。
「今度はぜひ、高知に来てくださいね!」とお伝えすると、徳島には信頼している整体師さんがいて、時々通っているけど、高知にはまだ行ったことがないとのことでした。今度はぜひ、本場のかつおのたたきと日本酒でおもてなししたいと思います。
プロモ(べく杯とサスケさん)

プロレスラーなので性格も体育会系かと思ったら、とても物腰が優しく、常に笑顔で周りの声に耳を傾けてくださってる、繊細な方という印象でした。
サスケさん、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

★ザ・グレート・サスケ オフィシャルサイトは、こちらです。

そして、翌2日の朝。もうこの日は13時過ぎには新幹線に乗るため、午前中しか時間がありませんでしたが、行ってみたい場所がありました。
以前、高知の知人に、高知に20年在住していた人が今は岩手で喫茶店を経営していて、そこで詩の朗読会やライブを行っていると聞いて、そこの店主に佳さんの資料をお送りして電話で話したことがあったので、一度お店に行ってみたいと思いました。
場所は、岩手県滝沢村。陸上自衛隊岩手駐屯地と、小岩井農場がある村です。盛岡駅から3つ先の巣子(すご)駅を降りて、まだずいぶん遠くにあり、自力で行くには時間も費用もかかりそうです。
悩んでいると、今回岩手でお世話になったOさんが
「乗りかかった船だ。僕も協力したいから車で案内するよ!」と、言ってくれました。
Oさんは、以前に私がkeiさんの資料やCDをお渡ししてから、ずっと車でCDを聴いてくれている、みちのくの堀内佳ファン第1号を名乗る熱い人(^^)・・・本当に感謝です。
そして、盛岡駅のそばのホテルから、そのお店に電話をすると営業は11時からとのことでしたが、それでは新幹線に間に合わないので、こちらの都合で申し訳なかったのですが、なんとお店を9:30に開けてくださいました。
お店の名前は「ぼくらの理由」です。盛岡駅から車で30分で到着。感激です!
プロモ(ぼくらの理由外観)

店内の様子です。ストーブと火鉢で暖かい店内には、詩集がたくさん置いてあり、壁にも詩が貼ってあります。片隅に電子ピアノや、真空管式アンプのレコードプレイヤーがあり、クラシックのライブなども行っているそうです。
プロモ(ぼくらの理由お店の様子)

店主の大坪れみ子さんは喫茶を営みながら詩人としても活躍されています。高知県在住で同じく詩人として活躍されている、第48回県出版文化賞を受賞された経歴をお持ちの西一知(かずとも)さんも、この店によく来られるとのことでした。
お二人とも、堀内佳の名前を知っていると言ってくださり、すぐにコンサートの開催とはいかないけど、keiさんの資料やCDをお店に置いて、岩手の方に知っていただく場として、協力してくださるとのことでした。涙が出るほど、心から感謝しました。
まだまだ小さなことかもしれません・・・。
でも!岩手に発信地が出来たのです。本当に、本当に嬉しくて、感謝しています。
プロモ(ぼくらの理由店主の大坪さん)

それから、しばらく高知を訪れていないという店主の大坪さんと、昔の高知の話、今の高知の様子を話しながら、美味しいコーヒーをいただいて和やかな時間を過ごさせていただきました。大坪さんも、遠い高知を懐かしく思い出し、喜んでくださいました。
突然の訪問にも関わらず、快く迎え入れてくださったこと、本当に感謝です。
いつかきっと、岩手でも佳さんのコンサートが実現しますように!!

佳さんの応援を通して出会えた皆さんに・・・
そしてそんなたくさんの出会いのきっかけをくれた佳さんに、心から感謝します。

今回は、番外編なのに長くなってすいません。読んでくださった皆さん。
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。m(__)m

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