2007年3月6日から11日まで、高知市本町のヨンデンギャラリーで開催された、志賀由佳さんの個展「処女航海～そのままの私で～」が、大盛況のうちに無事終了致しました。たくさんの協力と暖かい応援を受けて、予想以上の反響をいただき、6日間で延べ250人の来場者がありました。とっても感謝しています。
うつ病と向き合いながらイラストレーターとして活動を続けている、由佳さんの夢は”個展を開くこと”
その夢を高知で実現することを応援し続けてきた佳さんも、きっとホッとしていることと思います。
3月4日から13日の「今日のつぶやき」に、そんな佳さんの思いが綴られていますので、ご覧ください。
なんと言っても、由佳さんのまっすぐで天真爛漫な笑顔が、まわりの人たちを惹きつけてしまうのです。みんなが個展の成功を願って、できる事を持ち寄って協力してくれました。
個展会場の様子。イラストを展示した空間を風船や花で飾り、オルゴールのBGMが流れる「由佳ワールド」は、暖かく居心地のいい空間になっていました。
風船が会場の床にふわふわと。これも由佳ワールドの作品のひとつです。
今回、関心を集めた展示のひとつ。携帯電話のカメラで撮影した空や雲や動物の写真。プロの写真家さんに構図を褒められていました。
これも彼女の夢のひとつだった、昨年全国発売されたポストカードブックを買ってくれた人に自分のサインをして渡すこと。6日間で、時には手が震えるほどのサインを書いた由佳さん。そのサインもひとつの作品と言えるほど、完成度の高いものでした。
由佳さんの個展の成功の影には、佳さんの支えがいつもありました。ラジオ番組への出演やテレビ取材、そして新聞記事の掲載。そこで知って来てくださった方がほとんどでした。画像は「きまぐれターンテーブル」の収録風景。
「堀内佳のなんでもリポート」の生放送の様子。この頃には少し取材に慣れて、リラックスして話せました。
高知放送のニュース番組「こうちeye」でも、放送されました。取材に来られた女性スタッフさんと、今でもメールのやり取りをしているくらいに仲良しになりました。
そして、今回は由佳さんの絵と佳さんの歌のコラボレーションとして佳さんの「ミニライブ」が何度か行われたのも話題を呼びました。ひとりでも多くの人に由佳さんの絵を見て欲しい、そんな佳さんの想いが詰まったライブでした。
ミニライブの中で、今回会場に展示されていた由佳さんが約2年前に描いた絵本「ハートがぬすまれた」を、佳さんが朗読する場面がありました。誰もがどこか共感する部分のあるシンプルな言葉で、「ひとりじゃないよ」ってそっとなぐさめてくれるような優しい絵本です。個展の開催期間中、「この絵本をぜひ出版して欲しい！」という声をたくさんいただきました。その実現を私たちも願っています。
何人かの方に、ビーズでストラップや指輪を作ってプレゼントしていました。小さな女の子にプレゼントしたら、次に来た時にちゃんと指につけてきてくれました。画像は制作に夢中の由佳さんの様子です。
たった1週間の高知滞在でしたが、たくさんのエピソードがありすぎてすべてをお伝えしきれませんが、由佳さんが高知に、そして出会えた皆さんの心に残してくれた宝物は、その笑顔を思い出すと優しい気持ちにさせてくれるような、不思議な魅力です。
私もすでに、早く会いたいなぁ！と思ってしまっています(^^)
またぜひ高知で個展を開いて欲しいです。
最後に佳さんが、最終日のミニライブのラストに、由佳さんへのメッセージを即興で歌にした歌詞をお伝えします。
君を知ったのは偶然だった
君のまっすぐな心にひかれた
君のまっすぐな夢をかなえたくて
友達に声を掛けて実現したこの個展
君はいつでも明るく笑って
時にはわがままを言って困らせるけど
君に会えたこと幸せに思うよ
心から言わせてね 君にありがとう
高知の人たちは優しいって言ってくれた
それだけで僕は君を呼んだかいがあった
君がこれから生きてゆく
この社会は厳しいけど
ここで出会った人たちの
暖かさを胸に抱いて
強く生きてゆけ
君はもう一人じゃないよ
みんなが包んでいるよ
だから強く生きておくれ
笑顔で 笑顔で 笑顔で 生きてくれ
心から 心から 笑えますように
僕もいつも 友達も 君を見ているから
東京に帰っても高知を忘れずに
また必ず会えるから
ずっと高知を忘れずに
由佳の笑顔を応援してる
本当に、ご協力と応援をいただいた皆さん。ありがとうございました。
今回のひとつの夢の実現と出会えた人たちとのつながりを財産にして、志賀由佳さんは、これからも彼女らしくいきいきと自分を表現していってくれることと願っています。皆さんもぜひ、応援をよろしくお願いします。