皆さん。あけましておめでとうございます。
今年も、佳さんの歌の魅力や、メッセージに込められた強い想いをたくさんの人に知って欲しくて。この場を通して全国へ、そして世界へ発信していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします(^^)
2008年に入り、佳さんにとっては2箇所目の成人式でのコンサートが、1月5日に高知県土佐郡土佐町で開催されました。実は、昨年も同じ1月5日に成人式でのコンサートがあり、取材させていただいていました。その時のレポートはこちらです。
今年はまずは記念撮影から。晴れ着を着た新成人の皆さんの笑顔もひときわ輝いています。ちなみに今年、新成人を迎えられたのは昭和62年生まれの方なんだそうです。その当時、佳さんはどんな毎日を送ってたんでしょうね～？皆さんは何をされてましたか？(^^)
今年も佳さんは、そんな新成人の皆さんを暖かい気持ちで見守りながら、記念撮影に参加していました。
そして、コンサートが始まりました。
まずは佳さんから新成人を迎えられた皆さんへお祝いの言葉を。
そして「夢キラキラ（スター・ロマンス）」を歌います。
幼い頃のご両親とのエピソードを伝えながら、新成人の皆さんに大切なメッセージを贈ります。
親父が僕にどうしても伝えたかったこと「障害者として生きるな」
目が見えないから無理だ、もう一生懸命やったからこれ以上は出来ないと
自分で限界を決める前に、とにかくやってみろ。
出来るか、出来ないかではなく、まずはやってみる。
そしたらいろんな新しいことが見えてくる。
それを言葉ではなく、経験として体で教えてくれた親父に感謝しています。
今は皆。何もする前から無理だ、出来ないって諦めてしまう人も多いよね？
そうじゃなくて、まずはやってみるということ、皆さんもそうしてみてくださいね。
今日は成人式ということで黒のスーツでビシッと決めている佳さん。亡くなられたお父様の形見のネクタイを身に付けて、身の引き締まる思いでステージに立っているのでしょうか。故郷、平田の風景を歌った「しあわせ色の風景」を聴かせてくれました。
そしてここで、全国でのコンサート活動や、ラジオパーソナリティとしての仕事、テレビCMのナレーションやCMソングを披露すると、「すごーい！」と拍手と歓声が起こりました。
「いやいや、別にすごくはないって！」と、テレながら訂正する佳さん(^^)
やっぱりテレビで声を聞いたことがある人！というと、グッと親近感が沸いてくるんですね。
続いて知る人ぞ知る「病院のトイレでのコワイ話」をすると、また会場が笑いに包まれました。
そして病院勤務の頃の、あるおじいさんとの印象的な出会いを佳さんが語り、「徳弘のおじいちゃん」を歌い始めると、会場はしんと静まりかえっていきました。
徳弘のおじいちゃんから佳さんが教わったたくさんのこと。
その中でも、今でも佳さんが大事にしていること。
そのままの自分を好きになって認めてあげてほしい。
だって、みんな頑張ってきたもんね。
僕たちが生きてるだけでもすごいことだから。
まずはそのままの自分のことが大好きだって自分で言ってあげてください。
そのメッセージは、きっと新成人を迎えた皆さんの心にまっすぐに響いたことと思います。
そしてそんな想いをいっぱいに込めて、今から皆さんに魔法をかけます！この歌を聴いて自分を好きになれた人もいっぱいいるからね。と佳さんが歌った「そのままの君で」
そして、この場所に集まった大切な命たちが、本当に幸せに、健やかにこれからも育っていって欲しい。そんな心からの願いを込めて「さくら」を佳さんが歌うと、鮮やかな晴れ着姿に身を包んだ新成人の何人かは、そっとハンカチで涙をぬぐう姿が見られました。
これから社会に出て行く人も、故郷を離れる人も、もうすぐ父親や母親になるという人も・・・それぞれの心に両親の愛や、今自分がここにいることへの感謝と、その命の尊さを「さくら」の歌詞から感じてくれていたのではないかな、と思いました。
こんな大変な時代だからこそ、みんな幸せになってね！
そして、どこへ行ってもこのふるさと土佐町を大事にしてね！
佳さんから、最後にそんなメッセージを新成人の皆さんに贈り、元気よく「自分生活美しい」を歌って、この日のコンサートは終了しました。
最後まで佳さんのステージをずっと集中して聴いてくれていた新成人の皆さん。佳さんが最後の曲を歌う時に、力強い手拍子で盛り上げてくれました。まるで「ありがとう！」という想いがこもっているかのような、暖かい手拍子とそして拍手に包まれて、佳さんはとても幸せそうでした(^^)
今年も全国いろんな場所で、佳さんの歌を聴いて幸せになれる人や、輝く子供達の笑顔がたくさん見られますように！